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ユーザーは通常の書籍にこだわってはいない――電子書籍普及の兆し

japan.internet.com 編集部
2003年8月28日 / 00:00
電子書籍が日本に登場して以来、十年近い年月が経った。 国内における電子書籍の現在の市場規模は約10億円…という調査結果をさる出版社が出しているが、そろそろ電子書籍の時代が到来するのだろうか。

インターネットコム株式会社株式会社インフォプラントが行った、電子書籍に求めるデバイスの形状についての意識調査によると、 ユーザーは実際の書籍に似た形よりも薄くて軽いデバイスを求めており、 またコンテンツのダウンロードにもそれほど違和感を抱いていないことがわかった。

この調査は、 自宅や勤務先で PC からインターネットを利用している、 全国の20代〜60代のインターネットユーザー300人を対象に行い、 また、「20代・30代」150名と40代以上150名の2つのセグメントに分け、 それぞれの集計も行った。

まず、書籍に対してユーザーがこだわっている点を聞いたところ、 「特にこだわらない」というのが一番多く204人で、 うち114人は40・50・60代だった。 「表紙や本文のレイアウトなどのデザイン」にこだわるユーザーは66人、 うち20・30代は44人で40・50・60代は22人。 年齢と書籍に対するこだわりはあまり関係なさそうだ。

液晶画面で文章を読む際の苦痛を感じる長さの程度を聞いたところ、 「800字以上」が一番多く92人で、ついで「特に苦痛は感じない」が88人、 「400字以上」が77人だった。

電子書籍はどういう形が望ましいか聞いてみたところ、 外見やデザインに対するこだわりもあるが、一番多かったのは、 「持ち運びに便利な軽くて薄いもの」だった。 またコンテンツの入手方法も、 「インターネットからのダウンロード」が235人と、圧倒的に多かった。

以上の調査から、 通常の書籍にこだわりがあるのは年齢の高いユーザーだ考えるのは間違いであることがわかった。 今後、持ち運びに便利なデバイスであれば、 コンテンツ次第では電子書籍はかなり普及していくのではないだろうか。 (調査協力:株式会社インフォプラント

参考記事:
松下電器、成田空港で海外渡航者向けに電子書籍モニター実験
調査協力:


Q:書籍についてこだわっているものがあればお答えください。

Q:PC などの液晶画面で長い文章を読むとき、どの程度から苦痛を感じますか。

Q:現在の紙の書籍が電子書籍になる場合、どういう形が望ましいですか。


(2003/8/27 自宅や勤務先で PC からインターネットを利用している、 全国の20代〜60代のインターネットユーザー300人)

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◆次回予告:「ネット上の「地域コミュニティ」について」

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