パブリック - ニュース

パブリック - ニュース

フランス政府のeパスポートが、Philips のスマートカードチップを採用

japan.internet.com編集部
2006年6月9日 / 16:50
Philips は、2006年6月7日、同社が提供する非接触型スマートカード チップ テクノロジ「SmartMX」をフランス当局が採用し、新しい電子パスポート(eパスポート)への組み込みが決定したことを発表した。

フランスは同社の非接触型スマートカード チップテクノロジを採用した最新の国となる。eパスポートはまずパリ西部の Hauts-de-Seine 県が発行し、その後、2006年6月末までに順次国内に広げていく予定。6月末のデッドラインに合わせて、フランス政府は1日あたり2万件のeパスポートを作成することになる。

今回の新しいパスポートは米出入国管理法の VWP(Visa Waiver Program:査証免除プログラム)への対応を目的としたもので、VWP では一部の国から査証免除で米国に入国する入国者について、そのパスポートに生体認証データおよびデジタル写真が求められる。

フランス政府発行の新しいパスポートに内蔵される EAL5+ レベル Common Criteria セキュリティ認定の Philips SmartMX チップテクノロジは、高度な暗号化ハードウェアおよび物理的ハッキング対抗機構によって、eガバメント(電子政府)やバンキングなどハイレベルなセキュリティが求められる市場の高い要件に対応する。

現在同社のテクノロジはドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、今回のフランスを含めて世界28か国が採用しているという。

なお、米国査証免除プログラム(VWP)の対象国は、アンドラ、オーストラリア、ベルギー、ブルネイ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、モナコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、サンマリノ、シンガポール、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、オランダ、イギリス。

Philips SmartMX パスポートチップは、ドイツの German Federal Office of Information Security(内務省連邦技術安全局)から、非接触型スマートカードソリューションに対して認められる最高レベルの安全基準 Common Criteria EAL5+ に認定されている。

また Philips SmartMX パスポートチップは、ICAO(International Civil Aviation Organisation:国際民間航空機関)がスマートパスポートに求める基準を超える仕様を提供している。

SmartMX は Philips の超省電力ハンドシェークテクノロジを実装し、ISO/IEC14443 が規定する電力範囲の要件を満たす稼動範囲を実現している。

36Kbyte EEPROM メモリ、ハイセキュリティチップは、特に eガバメント(政府)プロジェクトのニーズへ応えることを目的に開発されたもので、そのメモリ容量は指紋や顔写真など生体認証に求められる幅広い情報を保持できる。

また、業界標準の2倍となる20年間というデータ保持期間を設定している。
【関連記事】
Philips の Nexperia 製品、Cyberhome のポータブルプレーヤーに採用
Philips、低消費電力の小型 PVR を実現するハイブリッドチューナー
Philips、1MHz Fm+ ベースの I2C ロジックデバイスを発表
仏議会による DRM 技術公開義務法案の修正で、Apple も安堵?
Philips、通常の2倍 5Kv の静電気放電保護機能を IC 製品向けに提供

New Topics

Special Ad

ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ
ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ えん乗り」は、ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイする、ニュース、コラム、動画などをお届けします! てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites