日立製作所が2012年11月に丸紅の子会社である大分ソーラーパワーから受注した、国内最大規模のメガソーラー発電所「大分ソーラーパワー」が竣工した。

今回竣工した「大分ソーラーパワー」は、大分ソーラーパワーが大分市に新設したもの。発電所の敷地面積は105ヘクタール、発電出力は 82MW、年間予想発電電力量は一般家庭約3万世帯分に相当する 8,700万kWh。発電出力 82MW のメガソーラー発電システムは、国内最大規模。

日立は、このシステムの設計/調達/製造/据付/調整を一括して担当した。

日立は、大分ソーラーパワーと20年間の長期保守契約を締結。保守サービスでは、日立のデータセンターを活用した24時間遠隔監視サービスを行い、運転情報レポートなどを提供するほか、障害発生時には対応する。

また、通常の監視技術では警報が発生しないレベルの劣化や故障も、日立の中央研究所が開発した太陽光モジュール故障監視アルゴリズムで故障検出感度・確度を高め、検出できる。

日立一括受注の、国内最大規模メガソーラー発電所「大分ソーラーパワー」が竣工
大分ソーラーパワー概観