Office 365 Personal「日本で提供予定なし」、しかし将来には含み
iPad 版 Office を手軽に使えるが、日本には導入されず
米国 Microsoft(MS)が個人でも手軽に導入できる割安なクラウド版オフィススイート「Office 365 Personal」を販売開始した。同社は日本への導入予定はないと発表したが、将来の可能性には含みを持たせている。

Office 365 シリーズはサブスクリプション(定額課金)型で、常に最新の Office を利用できるほか、グループウェア機能もある。また契約すると iPad 版 Office を使って Excel や Word を編集できるようになる。

海外では企業や学校向けプランと、個人向けプランの両方が使えるが、日本では個人向けプランが利用できない。

その影響からか、iPad 版 Office も、日本では正式提供されていない。

今回の MS の発表から見て、日本のユーザーはまだしばらく、iPad 版 Office とは縁遠いままだろう。

ただし、MS では個人向けの Office サブスクリプション製品の日本での提供について、引き続き検討するとしている。最新の情報は公式ブログで案内するという。