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東京マーケット - 国債の格下げ-2

間瀬 博行
2000年9月9日 / 00:00
◆ 今後の課題

国債の格下げにも関わらずマーケットが上昇したことで、安心感が大きく広がった本日のマーケ ットでした が、信託のリバランスによる買いや、週末も前にしたりSQに絡んだショートカバーなどの特殊な 要因を 除くと、本日のマーケットの根底の流れは、米国株式市場のハイテク関連に影響された国内ハイ テク関連の 上昇となって依然マーケットのモメンタム(※)に大きな変化は無いことが考えられます。

本日は経済企画庁発表の7月の機械受注の統計がマーケットに好感される形になっていますが、 統計の内容 としては「船舶、電力を除く民間需要」は6月に比べて11.7%減となっていて、電気機械や サービス などの分野は受注が拡大しているもの、その他の業種への波及が進んでいない状況が覗えます。

こうしたことから、マーケット全体の回復を期待したいところですが、需要の拡大はハイテク関 連に 片寄っていて、今後もハイテク関連など成長系のセクターが人気を集めていくことが予想されま す。

ただ、国債の格下げや、ユーロの連日の最安値更新、原油価格の高騰など、国際経済を揺るがす 恐れの ある大きな要因も不穏な展開となっていて、この観点からの厳重な注意が重要になってきていま す。 (関連:為替市場と株式市場)

国債の格下げは国内では平穏に捕らえられましたが、金曜日の東京市場が終了してから円安基調 が スタートしていて、海外における反応が国内のものと違うことになる可能性が心配されます。

その際に考えられる株式市場への影響としては、債券市場から資金が株式市場に流れるパターン の他に、 市場そのものの信頼が現象して株式市場も下落していまうパターンです。もちろん債券市場の下 落に伴う 金利の上昇が株式市場にマイナス要因として作用することも考えられますが、本日の日銀総裁の 更なる 利上げに否定的なコメントから、この側面からの株式市場の下落は無いと考えられそうです。 (Ref:為替市場と株式市場)

パターンとしては全く別の方向が考えられますが、いずれのケースでも、月曜日の展開の鍵を握 るのは 今晩のニューヨーク市場と考えられ、ニューヨークの為替、米株、シカゴの日経平均先物の動向 には注目 です。

※ モメンタム:マーケットの方向性、マーケットの雰囲気やテーマなどの方 向性。

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