英国 Devotec Industries は、世界最小のスマートフォン充電器「Devotec Fuel Micro Charger(Fuel)」を開発している。現在、kickstarter で出資者を募集中。3月20日に募集を開始したばかりだが、すでに目標額を上回る資金を獲得しており、2013年7月頃には製品の出荷が開始される予定。

世界一小さいスマートフォン充電器「Devotec Fuel Micro Charger」
25セントコインと Fuel

Fuel は、コインサイズの世界最小スマートフォン充電器。キーホルダーに取り付けて、常に持ち歩くことができる。

Fuel はキーホルダーに取り付けて持ち歩ことができる
Fuel はキーホルダーに取り付けて持ち歩くことができる

Fuel に搭載されたバッテリーの容量は220mAh。スマートフォンをフル充電することはできないが、20〜30分程度の通話や、数時間程度のスタンバイができる程度の充電が可能だという。開発者は、なんらかの事情で充電できない環境にいるとき、Fuel を利用して何本かの電話をかけ、E メールを送信し、GPS と地図サービスを利用しながら自宅までたどり着くことが可能な充電容量の実現を目指したそうだ。

内蔵バッテリーの容量は220mAh
内蔵バッテリーの容量は220mAh

Fuel は非常時のバックアップソリューション。このため、Fuel を満充電をした後、少なくとも1か月は再充電不要で利用できるよう設計されているという。Devotec Industries の試算では、実際には3か月程度は充電なしでも十分に緊急時の利用に耐えるとしている。

Fuel でスマートフォンを充電するには、Fuel の本体付属のコネクタをスマートフォンの Micro-USB コネクタに接続し、電源スイッチを入れる。Fuel の他には USB ケーブルを持ち歩かなくても充電可能な設計となっている。

Fuel はケーブルを使用せず、直接スマートフォンに接続できる
Fuel はケーブルを使用せず、直接スマートフォンに接続できる

開発者は現在、iPhone 向けに Lightning コネクタが搭載された Fuel を開発しているという。完成すれば iPhone および iPad mini に対する充電が可能となる。ただし、iPad はバッテリー容量が大き過ぎるため、Fuel での充電はできないということだ。

サイズは、高さ3.3 x 幅2.3 x 奥行き1.5cm。繰り返し充放電回数は最低500回。