英国ロンドンに男性用公衆トイレを改装して作ったサンドイッチバー「The Attendant」がオープンした。英国メディア BBC などが伝えている。

男性用公衆トイレを改装して作ったサンドイッチバー「The Attendant」が英国ロンドンに登場
公衆トイレを改装して作られたサンドイッチバー「The Attendant」

The Attendant は、オックスフォードサーカス近郊の公衆トイレだった場所をクリーニングし、改装して作られたサンドイッチバー。改装には10万ポンドの費用が必要だったという。同サンドイッチバーのオーナー Peter Tomlinson 氏は、BBC に対して次のように語っている。

「すべてがジェットウォッシュで洗浄され、下水管などはコンクリートで埋められた。ここは、いまではとても良い匂いのする場所だ」
 
改装中の The Attendant (出典:BBC)
改装中の The Attendant (出典:BBC)
左手にあるのがキッチン、右手が便器を利用したテーブル

改装後は、トイレの案内係の席があった場所はキッチンとなり、男性用の小便器はテーブルトップになった。小便器は、英国の老舗陶磁器メーカーによって19世紀に製造されたもの。古き良きものを保存するという英国の伝統により、廃棄処分をまぬがれたようだ。

便器の前に並べられたスツールに腰掛け、サンドイッチを食べながら、200年前にこの場所で用を足したであろう英国紳士達の気持ちに思いを馳せるのも乙なものかもしれない。

The Attendant は2月18日にオープンしたばかり。ミシュランで星を獲得したレストラン「Pollen Street Social」の前シェフによるグルメサンドイッチ、サラダ、コーヒー、ケーキを楽しむことができる。
 
The Attendant 入口付近
The Attendant 入口付近
ロンドン市内によくある公衆トイレにしか見えない