飲み物の保冷あるいは保温ができる機器は世に溢れている。だが、熱いコーヒーの温度を利用して発電し、スマートフォンを充電しようというデバイスはこれまでなかった。

米国ピッツバーグの Epiphany Labs は、飲み物の温度を利用して発電するコースター型の発電機「Epiphany onE Puck」を開発している。iPhone/iPad および Android 端末に対応予定。現在、kickstarter で出資者を募集中だ。

熱いコーヒーや冷たいビールでスマートフォンを充電できるコースター型発電機「Epiphany onE Puck」
コースター型発電機「Epiphany onE Puck」
ホットドリンクで発電する場合、コースターの赤の面を使う

Epiphany onE Puck は、温度の上昇/下降によって生じるガスの体積変化から動力を得る「スターリングエンジン」の原理を応用したデバイス。コースター上にホットまたはコールドドリンクを置くことで発電する。飲み物が熱ければ熱いほど、または冷たければ冷たいほど、発電量は多くなり、より高速な充電が可能になるという。

コールドドリンクを置く場合は、コースターの青の面にのせる
コールドドリンクを置く場合は、コースターの青の面にのせる

同社は Epiphany onE Puck が商業的に成功した場合、一般的な家庭の電力をまかなえる規模の巨大スターリングエンジンの開発を目指すと述べている。これが実現すれば、現在は電力が供給されていない地域の人々も、電気のある暮らしが送れるようになるとしている。

Epiphany onE Puck は、kickstarter で115ドルの出資をすれば予約が可能だ。日本への送料は別途15ドル必要となる。出荷は2014年の5月を予定。ただし、Epiphany Labs が資金集めに失敗する可能性もあるので、注意が必要だ。