Twitter のフォロワーに何%のスパムアカウントが含まれているかを確認できるサービス「Fake Follower Check」の公開後、海外の IT 関連メディアでは同サービスを利用して有名人の Twitter アカウントをチェックするのが流行している。米国メディア Business Insider では2012年8月16日、「Look At How Many Fake Followers The Most Popular People On Twitter Have」と題する記事を掲載し、同メディアが確認した米国の有名人14人のフォロワーの状況を公表した。

同メディアがトップで紹介したのは、歌手のレディーガガさん。ガガさんの Twitter フォロワーは、2,800万人を超えていることで有名だ。だが、同メディアが「Fake Follower Check」でガガさんのフォロワー状況を確認した結果、全体の47%はフェイクアカウントで、アクティブなフォロワーはわずか23%であることがわかったという。

有名人の Twitter のフォロワーには、どの程度フェイクアカウントが含まれているのか?
レディーガガさんのフォロワー状況
23%でも644万人存在しているところがすごい

同メディアは、米国大統領オバマ氏のフォロワーもチェックしている。オバマ氏の Twitter は世界中からフォローされており、フォロワー数は1,800万人に達する。だが、同メディアが確認したところでは、オバマ氏のフォロワーのうち41%はフェイクアカウント。アクティブなフォロワーは、わずか24%だったという。

米国大統領オバマ氏のフォロワー状況
米国大統領オバマ氏のフォロワー状況

このように、米国では有名人の Twitter のフォロワーにフェイクアカウントが多く含まれていることがわかる。だが、そんななか、Business Insider や他のメディアが驚きをもって紹介しているのが Apple 共同創業者の Steve Wozniak 氏。同氏の12万を超えるフォロワーのうち、フェイクアカウントはわずか12%で、アクティブフォロワーは54%に達していた。

Steve Wozniak 氏のフォロワー状況
Steve Wozniak 氏のフォロワー状況
同氏の発言を真剣に追いかけている人がいまも多く存在していることがわかる

さて、では日本の有名人の Twitter アカウントの状況はどうだろう。インターネットコムが Fake Follower Check を利用し、独自に調査した。

まずは、芸能人分野から。芸能人の中でもフォロワーが多いことで有名な有吉弘行さん(フォロワー数156万人)は、アクティブなフォロワーが44%で、フェイクアカウントは24%だった。

全般的に、日本の芸能人のフォロワーに占めるアクティブアカウントの比率は、40%台と低めであることがわかる。だが、米国の芸能人よりは高いようだ。

また、比較的最近 Twitter を始めた芸能人の場合は、アクティブアカウントの比率は高くなる傾向がある。アクティブアカウントが70%となったスギちゃんなどがこれにあたるだろう。

8月17日18時追記:本記事の芸能人分野の記載において、誤りがあることがわかりました。お詫びして訂正いたします。情報をお送りいただいた方々に感謝します。

日本の芸能人のフォロワー状況
日本の芸能人のフォロワー状況
「ガチャピン」は芸能人なのか?

これに対して、スポーツ選手のフォロワーでは、アクティブアカウントの比率が高い。例えば、なでしこジャパンの澤穂希さんのアクティブフォロワーの比率は70%、大儀見優季さんでは67%と、非常に高くなっている。

日本のスポーツ選手のフォロワー状況
日本のスポーツ選手のフォロワー状況

米国の政治家であるオバマ大統領のアクティブアカウントの割合は、わずか24%だった。では日本の政治家はどうだろう?

次期首相(?)ともうわさされる橋下徹氏のフォロワーでは、アクティブアカウントの割合は46%。オバマ大統領より高い割合だった。ただし、フォロワーの数がまったく異なるので、単純に比較はできない。また、インターネットコムの調査でもっともアクティブアカウント比率の高かった政治家は、参議院議員の片山さつき氏で67%だった。

日本の政治家のフォロワー状況
日本の政治家のフォロワー状況

経営者分野では、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏のフォロワーのうち、41%がアクティブであることがわかった。フェイクアカウントは21%に留まっていた。

日本の経営者(元経営者を含む)のフォロワー状況
日本の経営者(元経営者を含む)のフォロワー状況