中国金融情報ベンダーの株式会社サーチナは、2010年2月8日、SBI ホールディングス株式会社(SBIHD)との資本提携に合意し、SBIHD の傘下、SBI グループの一角となったことを発表した。

今回の資本提携で、サーチナは新株の発行などは行わずに、大株主である端木正和氏をはじめ旧経営陣の持ち株の譲渡が行われ、SBI グループはサーチナの発行済み株式の80.6%を取得した。

SBIHD にとって今回の資本提携は、2010年以降の経営方針に掲げているグローバル金融コンテンツの充実の一環となる。

サーチナは「独自色を生かせる次の成長ステージへと進む好機」と判断したとのこと。

今後、創業者の端木氏および旧経営陣は引き続き経営をリードするほか、SBI グループから取締役4名を迎え入れる予定。大株主が入れ替わり、経営陣も拡充するが、サーチナの経営は従来方針を継続するという。

サーチナの現在の3つの主要事業である、主に日本の証券会社向け ASP 提供のファイナンス事業、ポータルサイトを運営するメディア事業、中国現地42万人の消費者モニターを駆使したリサーチ事業、に一層注力し、SBI グループ各社とのシナジーを生かしてプレゼンスを一層高め、中国関連事業をさらに強化、日中の橋渡しとして、より付加価値の高い情報サービスに昇華させ、日中両方の営業基盤を拡大していくとしている。

SBIHD はサーチナを軸に、日本国内の SBI グループと、中国では主に SBI 北京と SBI 上海の全面的バックアップを通じて、日中両方での M&A を展開していき、サーチナの事業規模の拡大と企業価値の一層の向上、SBIHD の中国戦略の一層の加速を図っていく。

今回の買収以降も、サーチナは当面、社名/サイト名/サービス名を変更しない予定。