Finance

ファイナンス

【台湾】5大電子メーカー各社、4月の成長率がいずれもマイナスへ

EMS One
2009年5月13日 / 17:50
 
台湾電子メーカー上位5社の4月業績が明らかとなった。台湾最大の民間製造企業であるフォックスコン(Foxconn=鴻海精密)は11日、4月の営業収益が前月比8.2%減の944.07億 NT ドルに止まったと発表した。

同社の業績は市場関係者の予測を下回り、再び1,000億 NT ドルの大台を下回る結果となっている。さらに、同社のほか、「台湾5大電子メーカー」に数えられるクアンタ(Quanta Computer=広達電脳)、コンパル(Compal Electronics=仁宝電脳)、エイサー、ASUSTeK のいずれもが前月比でマイナス成長となっており、この数か月続いてきた回復基調が一転する状況となっている。

こうした状況について市場関係者は、「年初から始まった在庫量確保に向けた緊急発注が一段落しており、緊急発注から正常発注にスムーズに移行するかどうか、第2四半期の動向を注意深く見守る必要がある」と指摘している。

台湾財務部が発表した4月の輸出金額は前月比で落ち込みを見せているが、一方でパネル、IC 等の中・上流企業の4月業績は前月を上回る成長を続けている。つまり、上流では成長が続き、下流では逆に成長鈍化が進むという状況が発生している。こうした状況は、恐らく上下流での受注時間差、あるいは重複発注による影響が働いているものと予想される。

フォックスコン副総経理兼スポークマンの丁祈安氏は、「電子 3C 産業では、PC の成長が比較的堅調である。それ以外の通信、消費性電子は前月と同レベルだが、第2四半期は業界の閑散期にあたり、その影響が作用したといえる」との見解を表明している。

今後の市場回復を占う上で、5月、6月の各社の業績状況は注意を払って観察する必要がある。

台湾電子トップ5企業の4月業績状況(ソース:各社、EMSOne 整理)
台湾電子トップ5企業の4月業績状況
(ソース:各社、EMSOne 整理)
記事提供:EMS One
【関連記事】
【台湾】5大液晶パネルメーカーの4月業績、全社がプラス成長
【台湾】液晶テレビ、委託生産が急拡大、各社の生産量見通し発表
液晶テレビ、第1四半期の北米市場成長率10.5%、630万台に拡大
【台湾】フォックスコン、4月の営業収益8%減、944.07億 NT ドル
【台湾】Android 携帯「HTC Magic」が各国キャリアから発売へ、ドコモは5月にも発売か

New Topics

Special Ad

ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ
ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ えん乗り」は、ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイする、ニュース、コラム、動画などをお届けします! てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites