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Candera が事業閉鎖、OEM 獲得失敗が響く

Clint Boulton
2004年12月10日 / 00:00
 
かつて有望視されていたこともあるストレージ機器ベンダー Candera は、販売の不振、および大手 OEM メーカーとの契約不足が原因で経営が立ちゆかなくなり、事業を閉鎖した。資産は売却の予定だが、今のところ売却先は不明だ。

同社の広報担当者は9日、事業閉鎖の事実を認めたが、それ以外の情報提供に応じなかった。

コンサルティング会社 Illuminata のアナリスト David Freund 氏は、販売不振ならびに、ATA 機器およびクラスタの販路不足が Candera を窮地に追い込んだと指摘している。

Candera は、5900万ドルの資金を調達し、ストレージエリアネットワーク (SAN) 上に混在する複数ベンダーのストレージ機器を1台で管理できるシリアル ATA (SATA) ストレージスイッチを製造していた。シリアル ATA は、Fibre Channel など比較的高価なデータ交換プロトコルに代わる安価なプロトコルとして、急速に普及している。

Candera は、異なるベンダーのストレージ機器を一元管理できる製品開発のため、プログラムを作成し、数百万ドルもかけて研究所も構えるなど、開発態勢を整えていた。しかし、ストレージ仮想化製品を市場で販売する勢いを得ることに失敗した。

異なるベンダーのストレージ/スイッチ/サーバー機器を一元管理する製品を開発して、ユーザーの負担軽減に貢献しようとしたのだが、市場に出すまでに時間がかかり過ぎたきらいがある。とは言うものの、同社製品は高性能だし将来性があるものだったと Freund 氏は評価する。

「(事業閉鎖は) 残念だ。Candera は実際、非常に興味深い技術を持っていた」と Freund 氏は internetnews.com に語っている。「それはスイッチベースのプラットフォームのことだ。同社は相互運用性の面で目を見張る成果を上げていた。問題は、販売力が足りなかったことと大型の OEM 契約を獲得できなかったことにある。OEM 契約の不足が事業閉鎖につながった」


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