E-コマース

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機能追加で楽々売上アップ!EC 運営で気軽に試せる外部サービスたち

株式会社ロックオン オープンソース事業部 中田智子
2008年6月13日 / 10:00
 
立ち上げた EC サイトが儲かりだすと、さらに儲けたくなるのが人情というものである。儲ぎたくないのに EC サイトを運営している人はいない。

さらに儲けるためには、いくつかのやり方がある。まず根本的にサイトへの集客を増やせば、トラフィックに対しての購入率はそれほど変わるものではないので売上は伸びる。もちろん同じトラフィックでも一人あたりの購入率や購入額をアップさせるのも一つの手だ。受注から商品配送、集金までを省力化してコストを下げることでも利益率は改善する。

しかし口で言うのは簡単…。それが難しいから EC サイトオーナーは上記のような儲かる仕組みを作るために、日々奔走しているのである。

ここで一旦考えてみたいのだが、実際に現在あるメジャーな EC 構築手法…ASP や独自に構築する EC サイト、Zen-Cart といったオープンソース利用でも、標準機能を比べると横並びとなってきている。

今、他のサイトよりも抜きんでて優れた運営を行うには、毎日の努力と知恵でカバーするしかないのだが、実は最近では、EC サイト運営に纏わる各業務に特化した外部サービスが個別に立ち上げられ充実してきている。これらの即戦力のある外部サービスの中から、必要なサービスをアラカルト的に組み合わせることで、受注促進や業務改善を加速でき、短期間での収益向上が見込めるかもしれない。では早速、ご紹介しよう。


■受注促進系
下記、ご説明するものは、フロント画面にタグを仕込み、外部の ASP からコンテンツを配信するものである。この類のサービスでは、無料お試しサービスを提供している会社がほとんどだから試してみよう。

◎レコメンドシステム
アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という表示は誰もが見た事があるかと思われるが、この表示の威力は絶大だ。こういったレコメンドシステムを簡単に導入できるのが以下のサービスである。

・チームラボレコメンデーション(初期費用50万、10万/月〜)
http://www.team-lab.com/products/recommend.html

・ログレコメンダー(初期費用20万、10万/月〜)
http://www.albert2005.co.jp/solution/logreco.html

・パーソナライズド・レコメンダー(初期費用20万、15万/月〜)
http://recommend.kbmj.com/

多くの製品は、同様の商品に興味を持ったユーザーの嗜好は似ているという考え方から、各ユーザーのサイト内での行動に基づいて、おすすめ商品を掲示してくれる。擬似的によくやっているのは、店舗視点からのおすすめ商品を手動で並べているが、それよりは興味を引く確率が上がり1回あたりの購入金額アップが見込める場合が多い。

他にも画像認識によるレコメンドという方式も存在する。例えばアパレルなどの場合には、ブランドや品名はわからないが、似た商品を探したいという要望にも応える事ができる。

・sen-sai(初期費用60万、30万/月〜)
http://www.cbir.jp/

◎LPO(ランディングページ最適化)
リスティング広告やバナー広告等のネット広告から誘導されたユーザーが、一番最初に訪れるページの事をランディングページという。そのページで、よりウケるキャッチコピーやクリエイティブを準備できれば、離脱率(一見して帰ってしまう人の率)を下げたり、コンバージョン率(購入や申し込みに到達する率)を改善することができる。

LPO には幾つか種類があり、a/b テストと言われる、いくつかのクリエイティブの中で効果をあげやすいものを選んでいくものや、地域や訪問属性に合わせたページを用意するものもある。

・CONDUCTOR LCO(条件設定による LPO)
http://lpo.axyz.co.jp/

・Optimost(多変量解析による動的 LPO)
http://www.trans-cosmos.co.jp/digitalmktg/internet/optimost.html


■業務系
下記に紹介するサービスはショップの業務フローに関わる部分であるので、価格はコンサルティングの上で決定していくものが多いため、価格掲載は省略する。

◎在庫連動システム
店舗を複数立ち上げたり、EC サイトを立ち上げる際に一番悩ましいのが在庫管理である。毎日の在庫の管理に人手をとられていては本末転倒だ。複数店舗の管理があるなら在庫連動システムの導入で、大幅なコスト削減が見込める場合がある。下記のサービスでは POS システムとの連携や複数ショップ間のデータ連携を図る事ができる。

・U-SHOP
http://www.u-shop.co.jp/system/

・e-まごの手
http://www.ec-solutions.co.jp/contents/service.html

◎物流連携
商品の包装や発送に時間がかかって、さばききれないというのなら、物流のプロにまかせるのも、一つの手である。少し任せる分野は大きくなるが、最近では千趣会やニッセンといった大手の通販会社が今までに培ったノウハウを提供するフルフィルメントといったサービスも行われており、物流に加えてコールセンターなどの業務までの効率化をはかってくれる。フロント部分は自社社員が行い、バックヤードはその分野のプロにまかせてみてはいかがだろうか。

・イー・ロジット
http://www.e-logit.com/

・ベルメゾンビジネスソリューション
http://www.senshukai.co.jp/main/houjin/fulfillment/index.html


EC サイトを独自に構築する場合には、プラットフォームにオープンソースを選択し、必要な機能のカスタマイズを業者に発注して短期間で構築するといった事例も増えている。しかし、そのカスタマイズすらも、こういった外部機能と連携させることが一般的な時代が来るのかもしれない。EC サイトを取り巻くサービスは今後も充実していく事が予測される。今後の EC 業界はますます目が離せない。

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