ウェザーニューズは、2016年の花粉シーズンにおける“スギ・ヒノキ花粉”傾向を発表。花粉飛散量は平年と比べて少なめになると予測する一方、本格的な花粉シーズンを迎える前からの対策を呼びかけている。

2016年の花粉は“少なめ”の傾向--平年の70%未満の地域も
早くもこの話題が

同社によると、2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、ほぼ全国的に平年(2008〜2015年平均)より少なくなる見込み。東日本を中心に、飛散量が平年の70%未満になると予測される地域もある。ただし、風が強い日や雨が降った翌日などには一時的に花粉の飛散が増えるため、注意が必要としている。

平年の“70%未満”と予測される地域も目立つ
平年の“70%未満”と予測される地域も目立つ

なお飛散量が少なくなる理由としては、2015年の夏が平年より日照が少なく、東〜西日本を中心に雄花の生育に適した天候ではなかったことが挙げられている。