総務省は中学生を対象に、「20年後の情報通信の姿」をテーマとした作文コンクールを実施。現在のスマートフォンやインターネットがどう変わっているかや、世界の人々とどのような手段でやりとりしているかなどを予測した作文を募集している。

20年前の流行語大賞は「インターネット」だった--20年後の情報通信を予想する作文コンクール
インターネットの普及で激変した情報通信、20年後は?

同コンクールは、電気通信に関する国連の専門機関「国際電気通信連合(ITU)」が150周年を迎えることを記念したもの。若い世代にITUに対する理解を深めてもらうとともに、通信の未来について考えてもらうことを目指している。募集期間は8月1日から9月17日まで。最優秀賞を受賞した応募者(1名)には、ITU本部(スイス・ジュネーブ)への訪問旅行が贈られる。

なお、今から20年前の1995年には、新語・流行語大賞のトップテンに「インターネット」が選出。その後、1998年に「検索エンジンサービス(Google)」、2004年に「ソーシャルネットワークサービス」、2007年に「スマートフォン」が登場するなど、情報通信は目ざましい変化を遂げている。デジタルネイティブと呼ばれる中学生たちにとっても、20年後の情報通信の姿を予想するのはなかなか難しいかもしれない。