7月17日に開業したハウステンボスのスマートホテル「変なホテル」は、入札型の宿泊料金やスカイプ、ロボット従業員の導入などで一躍有名になった。

フロントで宿泊客を迎えるのは女性型ロボットと恐竜、小型ロボットで、クローク係は鋼鉄製アームロボット。荷物は「ポーターロボット」が運び、客室では、コンシェルジュとして、「ちゅーりーロボ」が待っている。

この「ちゅーりーロボ」と「ポーターロボット」は、実はシャープ製である。

「ちゅーりーロボ」は、ハウステンボスのマスコットキャラクター「ちゅーりーちゃん」を原型としたコンシェルジュロボット。客室のベットサイドに置かれ、「ちゅーりーロボ」に声で指示するだけで、照明のオン/オフ、目覚ましアラームのセット、天気情報を知ることができる。「ちゅーりーロボ」は全144室に設置される予定。

ハウステンボス「変なホテル」、コンシェルジュもロボット
「ちゅーりーロボ」

また、「ポーターロボット」はタッチパネルディスプレイを搭載しており、部屋番号を押すと自動的に客室に案内してくれる。最大50キロまで荷物を運搬できる。運行管理システムで、館内での運行状況をモニタリングできる。

「ポーターロボット」
「ポーターロボット」