深刻な財政危機にあるギリシャだが、これを救済するクラウドファンディングが「indiegogo」で開始された。

6月30日が返済期限だった国際通貨基金への債務は16億ユーロで、ヨーロッパ連合人口5億300万人が1人あたり3ユーロ寄付すると、ギリシャを救うことができる、という計算だ。

ちなみに、3ユーロ寄付すると、ギリシャのチプラス首相からハガキが届くそうだ。日本時間3日午前10時現在、9万920人が158万3,158ユーロを寄付している。

ファンドの主催者はヨーク出身でロンドン在住の29歳。靴屋で働いており、これまでギリシャの政治に関わったことも、ヨーロッパの指導者やギリシャの指導者と会ったこともない、とindiegogoサイトで自ら語っている。

indiegogoは、kickstarterと同じ、不特定多数から資金を集めるクラウドファンディングサービスだ。ただし、出資した瞬間にcreaterにお金が支払われるので、キャンセル・返金は難しい。createrと直接交渉しなければならない。

一方、この財政危機でギリシャはビットコインに方向転換し、ユーロから離脱するかもしれない、という見方もある。いずれにしても、7月5日の国民投票の結果待ちだ。

ニューズウィークヨーロッパによると、ビットコインの価格が、5月31日には230ドルだったのが、6月末には264ドル79セント(6月30日)と値上がりした。月間上昇は15パーセント以上だ。

また、CNNの報道によると、世界第3位のビットコイン取引所Bitstampで、ギリシャからのビットコイン取引が79パーセントまで急騰している。