設立から8周年を迎えた米国Dropboxは、オンラインストレージサービス「Dropbox」の登録ユーザーが4億人を超えたことを発表。ユーザーの利用状況や今後の展望などを明かしている。

Dropboxが8周年--ユーザーは4億人、ファイル同期は1日12億件
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同社によると、現在Dropboxを使って同期されるファイルは1日あたり約12億件。作成される共有フォルダや共有リンクは1時間あたり10万件以上、編集されるファイルは1秒あたり約4,000件に上るという。

ビジネスでの利用も浸透しており、Dropboxを利用している企業は世界800万社以上、チームでの利用に適したプラン「ビジネス向けDropbox」を利用している企業は10万社以上。Dropboxは提供開始当初、主に移動中にファイルにアクセスしたり、バックアップをとったりするための手段として用いられていたが、現在ではコンテンツを共有したり、共同作業を行う場として活用されることが増えているそうだ。

ユーザーの属性を見ると、70%は米国以外の国に住んでおり、日本のユーザーは1,000万人近く。同社は4月にソフトバンク コマース&サービスとの業務提携を発表しており、これによりビジネス向けDropboxの日本国内でのユーザーは、今後5年間で100万人増えると予測している。