富士通と富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、聴覚障がい者参加型コミュニケーションツール「FUJITSU Software LiveTalk(フジツウ ソフトウェア ライブトーク)」(以下「LiveTalk」)を5月中旬に企業や学校に向けて販売開始する。

会議の発言を即時にテキスト化--聴覚障がい者参加型コミュニケーションツールが富士通から
「LiveTalk」の利用イメージ

同製品は、会議や授業などでの発言を音声認識し、即時にテキストに自動変換して複数の PC やタブレットの画面に表示するソフトウェア。聴覚障がい者と健聴者がリアルタイムに情報共有することを可能にする。複数人が同時に発言した場合もテキスト化を平行処理しながら同時に表示するため、話の流れを正確に把握できるそうだ。

PC からのテキスト入力機能や直感的に意思を表示できるスタンプツールも搭載しており、円滑な双方向コミュニケーションを実現するとしている。今後、会話ログの保存や議事録の作成支援などにも対応する予定。