サイバー攻撃による影響をゲーム形式で体験しながら、有効な対策を学習できる対サイバー攻撃演習「Kaspersky Industrial Protection Simulation」(KIPS)の本格販売が3月20日に開始になる。価格は30万円(税別)から。

KIPS は、ボードゲームとオンラインアプリケーションを組み合わせた対サイバー攻撃演習で、製造業や重要インフラ事業者などに販売される。演習の所要時間は約2時間で、最小催行人数10名。

KIPS の参加者は数名ずつのグループに分かれ、条件や指示が書かれた30枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使いながら、サイバー攻撃を受けている水処理施設を守るための効果的な対抗策を実施する。

5週間という仮想期間内で最も高い生産高を維持したチームが勝つというゲーム性を持たせつつ、ゲーム終了後には、どのような対応が適切だったのか、攻撃者のシナリオと各チームの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深める。

カスペルスキーは、これまでに米国/ロシア/マレーシア/英国など10か国以上で KIPS を販売しており、2015年2月には欧州原子核研究機構(CERN)でもゲームを実施した。日本でも2014年5月から一部で試験販売していた。