複数のメディアで大規模なレイオフをささやかれている米国 IBM だが、2014年度第4四半期の連結決算を発表した。

発表によると、第4四半期の継続事業による総収益は241億ドルで、前年同期の12%減(為替変動の影響を調整し、カスタマーケア関連ビジネスプロセス アウトソーシングサービス事業および System x 事業の売却による影響を除外した場合は2%減)。また2014年度通期の継続事業による総収益は、為替変動および事業売却による影響を除外すると1%減。

第4四半期の継続事業による純利益は、前年同期の62億ドルから11%減の55億ドル。営業ベース(非 GAAP)の継続事業による純利益は、前年同期の66億ドルから13%減の58億ドル。

第4四半期の連結純利益は55億ドル(潜在株式調整後の1株あたり利益は5.51ドル)で、これにはマイクロ エレクトロニクス製造事業に関連した非継続事業による純損失が含まれている。

第4四半期の継続事業による潜在株式調整後の1株あたり利益は、前年同期の5.76ドルから4%減の5.54ドル。また、営業ベース(非 GAAP)の継続事業による潜在株式調整後1株あたり利益は、前年同期の6.16ドルから6%減の5.81ドル。

地域別での業績を見ると、南北アメリカ地域の第4四半期の収益は111億ドルで、前年同期比9%減(事業売却と為替変動の影響を調整した場合は4%減)。欧州/中東/アフリカ地域の収益は80億ドルで、前年同期比13%減(同1%減)。アジア太平洋地域の収益は、前年同期比17%減(同2%減)の49億。

また、成長市場および主要市場で見ると、成長市場を統括する組織の収益は16%減(事業売却および為替変動の影響を調整した場合は2%減)。BRIC 諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)での収益は21%減(同8%減)。中国での収益は、事業売却および為替変動の影響を調整すると1%減。同社の主要市場による収益は、11%減(事業売却および為替変動の影響を調整した場合は2%減)となった。

同社 CEO Ginni Rometty 氏は、以下のように語っている。

「当社の変革は目覚ましい進展を遂げており、より価値の高いビジネスにシフトし続けるとともに、長期的な視点で投資と自社の位置付けを行っている」

「2014年に、IBM はハードウェアの品揃えをより価値の高いものに位置付けし直す一方、サービス事業の受注残高は1,280億ドルを維持し、クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティの分野で大幅に成長した。これら戦略分野のビジネスは、2014年に全体で16%成長し、当社の総収益の27%にあたる250億ドルに達している」