セコムは、歩いている人物の顔を認証する「ウォークスルー顔認証システム」の販売を開始した。

ウォークスルー顔認証システムは、独自の画像処理技術や立体顔画像構成技術を使用した認証システム。防犯カメラに正対し、静止する必要があった従来のシステムと異なり、歩いている人物を認証できる。カメラ画像は通行記録として保存できるため、不審者や不審行動を過去にさかのぼって確認することも可能。また、出入管理システムなどのセキュリティシステムと組み合わせて利用することで、よりハイグレードなセキュリティを実現するという。

立ち止まる必要なし--セコム、歩行者に対応した顔認証システムを販売
「ウォークスルー顔認証システム」の運用イメージ

第1号の契約先として、NTT ビジネスソリューションズが運営するデータセンター「宜野座 IDC」(沖縄県・宜野座村)に導入されている。