セイコーエプソンは、米国ウィスコンシン州を拠点とする産業用途向けラベルプリンタ販売会社 K-Sun を買収し、エプソングループ傘下とした。

セイコーエプソン、産業用途向けラベルプリンターの米販売会社 K-Sun を傘下に
ラベルプリンター「LabelWorks」(国内未発売)

K-Sun は、工場や工事現場などの安全表示や、ケーブル・パイプなどの識別に用いられる産業用途向けラベルプリンタの販売会社。エプソンは、この買収により K-Sun が30年以上にわたって蓄積してきた顧客層にアプローチできるようになる。

これまで両社は、エプソンが K-Sun にラベルプリンタを OEM 供給することで、約20年に渡り、良好なパートナーシップ関係を構築してきた。

なお、K-Sun は、2015年1月には北米地域でエプソンブランドのラベルプリンタ「LabelWorks」を発売する。エプソンの北米地域での販売現地法人であるエプソンアメリカでは、これまで通りオフィスおよび一般用途向け「LabelWorks」の販売を継続する。