11月17日に観測ピークを迎える「しし座流星群」。ウェザーニューズは当日夜の全国の天気傾向を日々提供している。11月13日時点の最新情報では、北海道や東日本で「しし座流星群」観測のチャンスがあるとしている。

■どこに見える?

しし座流星群は火球の様な大物に出会えるチャンスのある流星群。母彗星は約33年周期で地球に接近するテンペルタットル彗星。放射点はしし座の頭付近にあり、流星はここを中心にして放射状に流れる。放射点を探す際には、しし座1等星「レグルス」が目印となる。

火球に出会える?「しし座流星群」11月17日観測ピーク! ― ウェザーニューズの最新天気傾向は?
しし座流星群の放射点(出典:ウェザーニューズ)

今年のしし座流星群のピークは18日の午前7時頃。放射点のあるしし座が17日23時過ぎから東の空に上るため、17日23時から18日明け方までが観測のチャンス。なお、「しし座流星群」を観測できる時間帯には「おうし座流星群」も見られる可能性があり、条件が良ければ2つの流星群を同時に観測できるかもしれない。

■11月17日の天気は?

11月17日は、低気圧や前線の影響で、各地で雲が広がりやすい予想。特に西日本では雲が多く、流星観測には厳しい条件となる。

一方、東日本や東北、北海道の道央や道南は、雲の隙間から流星観測のチャンスがある。前線から遠い北海道の道東・道北では雲が少なく、観測には好条件になりそう。

しし座流星群観測可能地域(出典:ウェザーニューズ)
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しし座流星群観測可能地域(出典:ウェザーニューズ)
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なお、今回の情報は、11月13日時点での予報をもとにした見解となっている。最新の天気については、同社のスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」、PC 向けサイトの特設ページ「おうし座&しし座流星群2014」で確認されたい。

■「SOLiVE24」でしし座流星群を全国7か所から同時生中継


ウェザーニューズの運営する24時間ライブ番組「SOLiVE24」では、11月17日23時(事前番組22時)から25時まで、全国7か所からリアルタイムに流星の様子を中継する特別番組を放送する。番組はスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」やテレビの BS 910ch、PC 向けサイトの特設ページ「おうし座&しし座流星群2014」のほか、YouTube やニコニコ生放送でも視聴できる。