ドワンゴは、2016年度の新卒入社試験で「受験料制度」を実施する。1次試験である書類選考までに実際にかかる費用として算定した金額(約6,000円)を当社と受験生で半分ずつ負担することとし、3,000円を受験料として徴収する。プレエントリー後、受験生は選考にエントリーする際に受験料を支払う。また、徴収した受験料の寄付はおこなわない。

この受験料制度は、本当に入社したい人にエントリーしてもらい、集まった応募者の採用活動に時間をかけて、一人ひとりの潜在的な能力をしっかりと見極めるために行うという。

同社では、2015年の新卒入社試験より、エントリー時にも受験料制度を実施した。結果、応募者が減少する一方で前年と変わらない数の内定者を出すことができ、さらに内定辞退者も減少するという、期待通りの結果を得たという。

しかし、東京労働局より、本制度の受験料が採用活動の手数料にあたらない可能性があるなどの指摘とともに翌年度以降は実施しないよう、2014年8月7日付けで指導票による行政指導を受けた。これを受け、一部を変更し、「2016年度受験料制度」を実施する。

なお、2015年度に徴収した受験料の総額は165万6,400円 となったが、当初予定していた「日本学生支援機構」に対する本受験料の寄付は、行政指導を受けたことに基づいて同機構と協議した結果、中止するという。