米国時間9月25日にサービスを終了させる」としていた Twitter 連携画像共有サイト「Twitpic」は、公式 Twitter アカウントで「Twitpic を継続運営する」と発表した。「買収された」とだけしており、サービスを続けられる理由は明らかにしていない。公式ブログにも何も情報を掲載しておらず、「公開できるようになったら詳細を報告する」とのことだ。

Twitter 連携の画像共有サービス「Twitpic」、買収でサービス継続を表明、詳細は不明
サービス継続とサービス停止の発表が並ぶ
Twitpic の公式 Twitter アカウント

Twitpic がサービス停止を発表したのは9月4日。その理由について、「Twitpic アプリケーションの商標は当社が持っているが、数週間前に Twitter 社から使用を止めるよう求められた。止めなければ Twitter API の使用ができなくなるかもしれない、と警告された。我々の会社は、Twitter 社のような大企業に対抗するだけの体力を持っていない。そこで、Twitpic の停止を決断した」と説明した。

公式 Twitter アカウントによると、買収によって問題が解決するようにも読めるが、商標問題となると一筋縄ではいかないはずだ。詳細の発表が待たれる。

なお、サービス停止の発表時点で「Twitpic に投稿された写真とビデオは削除される。エクスポート機能の提供時期を数日中に案内する」としたが、これまでに案内された形跡はない。突然のサービス停止と写真/ビデオ削除という事態も起こりうるので、ユーザーは用心しておこう。