今回の改正により、JIS 規格の適用範囲に、家庭用 LED 照明器具が含まれることとなった。これにより、市販されている家庭用照明器具の性能要求事項が規定され、消費者が安心して購入できる適正な性能の製品が市場に出ることになり、省エネ効果が高い LED 照明器具のさらなる普及が期待される。
照明器具市場の構成(2009年〜2013年) 出典:経済産業省 |
LED 照明は、従来照明と比べエネルギー消費量が少なく、性能向上と価格低下も相まって、普及が進んでいる。新成長戦略とエネルギー基本計画においても、高効率次世代照明(LED 照明、有機 EL 照明)について「2020年までにフローで100%、2030年までにストックで100%普及させる」ことを目指している。