NEC はメキシコ通信運輸省(SCT)所管のメキシコ宇宙庁と、衛星開発に関する覚書を締結した。この覚書は、メキシコの地球観測、気象観測、全地球測位システム、GPS アプリケーションおよび衛星通信の強化を目的としたもの。メキシコ国立工科大学やメキシコ国家科学技術審議会などとも協力し、メキシコの衛星開発能力を技術面から支援する。

メキシコは、2010年にメキシコ宇宙省を設立。宇宙に関する国の方針を確立するとともに、宇宙開発という新たな産業分野への投資を促すことで、ブラジルなどの大国に負けない技術面の底上げを図っている。

NEC は、1970年に打ち上げられた日本初の人工衛星「おおすみ」や、小惑星探査機「はやぶさ」など、67機の人工衛星の取りまとめを担当。また2014年6月には、府中市に位置する「衛星インテグレーションセンター」の稼働により、標準衛星バス「NEXTAR シリーズ」の自社一貫生産体制を整備している。