無料メッセージアプリケーション「LINE」で株式取引ができるサービスを、SBI 証券が9月以降順次開始する。

LINE から株取引ができるサービス開始、SBI 証券
SBI 証券が始める新サービスのイメージ

SBI 証券ではまず、8月19日に LINE の公式アカウントを開設する。このアカウントを「友だち」に追加すると、キャンペーン情報や各種サービス情報などが受け取れる。

また9月以降、通常の公式アカウントより多機能な「LINE ビジネスコネクト」を介して、対話形式で株式の取引ができるようになる。

LINE ビジネスコネクトでは、例えばユーザーが、SBI 証券のアカウントを相手に話しかけるようにして株式の銘柄コードを入力すると、現在の価格を確認できる。同様にして売買の発注も可能。約定(売買成立)があるとその通知も受け取れる。

SBI 証券では、株式取引が LINE を活発に使う若年層に広がり、NISA(少額投資非課税制度)などの利用が進むことを期待しているとか。

ユーザーの立場からしても、非常に便利なサービスに思える。しかし一方、LINE のアカウントが乗っ取りの被害にあった場合に、勝手な株式の売買などが起きないよう、セキュリティ管理がいっそう重要になりそうだ。