SNS/ゲーム大手の GREE(グリー)は、スマートフォンなどで利用できるベビーシッター紹介サービスを正式に開始した。Web サイトから子どもの世話をしてくれる相手を探し、予約や支払いが行える。料金は1時間1,500円から。

グリー、お次は「保育」に参入-- ベビーシッター紹介サービス開始、東京海上日動火災が協力
グリーはベビーシッター紹介サービスを開始

最近、グリーは異業種参入を積極化している。「ブランド品売買」「宿泊予約」「住宅リフォーム」「介護」などに続いて今回は「保育」関連サービスにも進出した形だ。新サービスの名称は「スマートシッター(smartsitter)」。同名のグリー子会社が運営する。

スマートシッターの画面例
スマートシッターの画面例

スマートフォンまたは PC から専用 Web サイトにログインして利用する。流れとしては、まず保育を頼みたい子どもの情報を登録してから、ベビーシッターを検索する。続いて居住地域や保育経験の長さなど条件に合う人が見つかったら、相性を確かめるための面談を申し込む。結果が良好なら報酬の見積もりを出し、相手の承諾を得られたら空いている日時に予約を入れ、自宅を訪れてもらい、保育を任せることになる。

保育が終わった後、ベビーシッターからレポートが届く。内容を確認して問題がなければオンラインで支払いを完了する。決済方法はクレジットカード。その後、ベビーシッターに対するレビューをサイトに投稿することも可能。

当面は1歳以上の健康な子どもの保育を任せられる。またベビーシッターは料理を作って提供することはできない。幼稚園や保育園からの送迎については、同一人物に2回目以降保育を依頼する場合で、かつ相手の同意を得られた際は可能としている。

このサービスには、東京海上日動火災保険が協力しており、スマートシッターのユーザー向け特別保険を適用し、万が一のトラブルに対応するとしている。