日本 IBMは、企業向けソーシャルソフトウェア「IBM Connections V5.0」の販売を開始する。利用形態は、短時間で最少規模からの利用を開始できる SaaS 版クラウドサービスと、データセンターで自社運用するためのオンプレミス版のソフトウェアライセンスの2種類。参考価格として、オンプレミス版が社内1ユーザーあたり1万9,300円(ライセンス費と初年度ソフトウェアサポートおよびサブスクリプション込み/税別)。

IBM Connection イメージ
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IBM Connections は、カレンダーやファイル共有などのビジネス機能や、ユーザーのプロフィール、ブログ、質問を投稿できるフォーラムなどのソーシャル機能を兼ね備える。今回「IBM Connections V5.0」ではさらに、コンテンツやプロジェクト別に作成する「Community」と呼ぶワークスペースに、社外のユーザーを無料で招待する機能が追加された。これにより、社内外での円滑なビジネスが可能になるとのこと。

このゲストユーザー機能では、社外ユーザーに参照させる情報を、一部の限定されたコンテンツに限定させるなどのセキュリティー機能も併せ持つ。またモバイル・アプリケーションを通じ、外出先からでもコンテンツの活用ができるという。