セーファーインターネット協会(SIA)は、インターネットの安全利用に関する教育事業の開始を発表した。第1弾の取組みとして、三重県教育委員会が展開する「スマートフォンの危険から子どもを守る事業」に協力。児童生徒向けの「ネット検定」問題や指導資料などのコンテンツ一式を開発、提供する。

SIA は、インターネットの悪用に対する実効的な対策を目的とした組織。インターネット関連ビジネスを行う民間企業の有志により2013年に設立された。同年11月からは、利用者からの連絡などをもとに、違法な情報や有害な情報が掲載されたサイトの管理者に対しての削除要請や、警察への通報を行う取組み「SafeLine」を開始している。

三重県教育委員会が2014年度に開始した「スマートフォンの危険から子どもを守る事業」は、「実態把握」や「啓発活動」などの総合的な問題対策に加えて、インターネットの安全利用に必要な知識の向上を目指す「ネット検定」を小中学校で実施。SIA は、2008年度から実施されてきた専門家会議「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」の研究成果を活用し、検定問題や指導資料などのコンテンツを提供する。

SIA は今後も、教育啓発に関する地方自治体などへの支援メニュー提供に取り組んでいくとしている。