インターネット経由で遠く離れた人の手を握れる「Frebble」 |
インターネットは離れた場所にいる人と人とを繋ぐことができる。だが、インターネット経由で伝えられるのは、映像と音だけ。人間の五感のうち、「視覚」と「聴覚」に関連する情報しかやり取りできない。「触覚」や「味覚」、それに「嗅覚」に関連した情報は、伝えることができないのだ。
「Frebble」はこれまで伝えられなかった「触覚」に関する情報のやり取りを目指す製品。2台の Frebble をインターネット経由で接続して Frebble 本体を握ると、握った強さの情報が相手先の Frebble に送信される。その情報を受け取った相手先の Frebble が、離れた人の手を握るという仕組みだ。
「Frebble」が離れた場所にいる相手の手を握る仕組み |
仕組みを聞いただけだと、子どもだましのようにも思える。だが、PC 上で相手の表情を見て、声を聞きながらという状況であれば、本当に手を握っている気持ちになれると、Petrignani さんは主張している。
Petrignani さんは Frebble の素晴らしさについて、次のように語る。
「電話があれば声が聴ける。Web カムがあれば姿を見れる。これからは、Frebble があれば、あなたがどこにいても、相手とどんなに離れていても、手を握れるようになる。必要なのは、インターネット接続だけだ」
Frebble とインターネットがあれば、どこにいても、家族や大切な人の手を握れる |
Frebble を入手したい場合、kickstarter で99ドル出資する必要がある。日本への配送料は10ドル。
「Frebble」プロダクトパッケージ |