「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」などを擁する人気動画配信サービス「niconico」が2014年前半に取り上げたニュースで、一番話題になったのは「Web 上で色覚異常が調べられるサービス」だった。「表現の自由」や「移民」といった話題を上回るコメント数を獲得している。運営会社のドワンゴとニワンゴが集計結果を明らかにした。

■ブロックを並べ替えるだけで、色覚異常の程度を測定できる?という記事が話題に

niconico は、さまざまな人気ニュースサイトやブログと提携し、その記事を集めて「ニコニコニュース」というコーナーに掲載している。

それぞれ読んだユーザーが意見や感想を投稿できるようになっているのだが、2014年前半に最もコメントが多くついたのが、3月公開の「あなたは色がどれだけ見えていますか? グラデーションで色の正確さを計測できる「Online Color Challenge」(GIZMODO)」という記事。

niconico、今年前半で一番話題のニュースはアレ--「表現の自由」や「移民問題」上回るコメント数
とても話題になった Online Color Challenge

海外の Web サイト上で、色の異なる四角いカラーブロックを、自然にグラデーションになるよう並べ替えると、色覚異常の程度が計測できるという内容だ。実際に試したのか「やった!!パーフェクト!!」という喜びのコメントもあれば、並べ替えるブロックの数が非常に多いためか「忍耐力の問題な気がする」「途中から自分が信じられなくなってくる不思議」と疲れを伝えるコメントもあったという。合計の投稿は4,180件にのぼった。

すでにニコニコニュースでの掲載は終了しているが、配信元の IT 情報ブログ「Gizmodo Japan」ではまだ読むことができる。

■「表現の自由」「移民問題」なども話題に

また2位は「劣悪な漫画を「表現の自由」という理由で野放しにしてよいのか〜自民党・土屋正忠議員法務委員会質疑書き起こし(BLOGOS)」、3位は「日本は1000万人の移民を50年かけて受け入れるべきだ」 坂中英徳・移民政策研究所長が訴える"移民開国論"(BLOGOS)」となった。

前者は「児童買春・児童ポルノ禁止法改正案」について衆議院法務委員会で行われた議論の一部抜粋。後者は少子高齢化が進む日本で介護福祉や建設業、農林水産業の人手不足を移民で支えるべきだという論説。

いずれも niconico では記事の主張について遠慮のない批評や意見、皮肉を浴びせるユーザーが多いようだ。それぞれ3,510件と3,450件のコメントが集まっている。

そのほか、10位までの人気記事は以下の通りだ。

4位:ものすごい笑ってるっぽい新種の「w」が発見されるʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ(掲載終了、ねとらぼ
5位:嵐ファンがツイッターで首相官邸を放火予告「あのクソ首相は初音ミクのファンだから」(東京ブレイキングニュース)
6位:修学旅行生が長崎被爆者に暴言 横浜の中3男子生徒数人(掲載終了、共同通信社
7位:フォアグラ弁当の発売中止 「残酷」指摘でファミマ(掲載終了、共同通信社
8位:給食の牛乳廃止!「ご飯と合わない。和食の文化壊す」新潟・三条市(J-CAST)
9位:警視庁、『母さん助けて詐欺』の撃退事例紹介―機転を利かせた母「プリキュア37人言えるか」(おたくま経済新聞)
10位:おっさん5人が“魔女っ娘”に、豪華声優で「魔法☆中年 おじまじょ5」。(ナリナリドットコム)

集計期間は2013年12月19日〜2014年6月16日。niconico の公式ブログにはより詳しいランキングも載っている。上半期のできごとを振り返ってみるのも面白いだろう。