3D データを制作/保有するクリエイター向けの製品製造/販売マーケットプレイス「rinkak(リンカク)」を運営しているカブクが、総額約2億円の第三者割当増資を実施した。増資の引受先は、サイバーエージェント・ベンチャーズなど。カブクはこの資金を活用し、3D データをアップロードするだけで“ものづくり”ができるプラットフォームの構築/整備を早急に進める考え。

3D ものづくりマーケット「rinkak」の運営会社が2億円調達、サイバーエージェント・ベンチャーズなどから
3D 製品製造/販売マーケットプレイス「rinkak」

rinkak は、3D データを持つユーザーが同サイト上にショップを構え、製品製造から販売までを行えるマーケットプレイス。3D データをアップロードしておけば、必要に応じて rinkak が製造して販売してくれる。ユーザーは 3D プリンタを自分で用意しなくて済み、製品の在庫も持つ必要もない。

カブクは、調達した資金で開発体制およびサービス/機能の強化、グローバル化の推進を図る。サイバーエージェント・ベンチャーズ以外の引受先は、ニッセイ・キャピタルとフジ・スタートアップ・ベンチャーズ。