6月1日、東京都・中野区長選挙の告示があり、3人の立候補者が明らかになった。以前に候補擁立を表明していたインターネッ党の推薦候補は見えない。

中野区長選、インターネッ党の推薦候補は見えず
インターネッ党の公式サイト

起業家、家入一真氏が立ち上げた同党の活動は不明瞭なまま、次第に活発さを失っているようだ。機関紙であるはずのメールマガジンは4月28日を最後に更新がとまり、公式 Twitter アカウントも同日から動きがない。

6月8日実施予定の中野区長選では、現職の田中大輔氏に、新人の喜治賢次氏、宮本智氏が挑む構図。いずれも無所属で、既存政党が推薦している。つまりこれまでとさして変わらない、よくある日本の地方首長選だ。

インターネッ党の当初の計画では、この中野区長選をはじめ、2014年から相次ぐ東京都の区長選に候補を擁立し、2020年までには23区すべてに候補を送り込むとしていた。

だが、先行きは見えない。同党の公式サイトやソーシャルメディアアカウントで動きがないだけでなく、家入氏の TwitterFacebook アカウントでも中野区長選の告示に言及は見られない。

家入氏自身は引き続き精力的にビジネス活動を続けている。同氏がたずさわるショッピングサイト開設サービス「BASE」の隆盛は目を見張り、競合「STORES.jp」と並び称されるにいたった。その影でインターネッ党は、軌道に乗らなかったプロジェクトのように、次第に存在感を薄れさせている。