みずほ銀行みずほ情報総研は、グループ企業と共同で利用するプライベートクラウド基盤「みずほクラウド」を「IBM Power Systems」製品で構築、3月からチャネル系システムの稼働を開始した。

みずほ銀行はこれまで、業務特性に応じて OS プラットフォーム単位でのシステム基盤集約に取り組み、システム基盤構築コストを約3割削減してきた。今回のプライベートクラウド(AIX 版)では、最新の仮想化/プロビジョニング技術を活用、迅速な環境の提供、効率的なリソース運用ができるようにした。

サーバー、ストレージ、システム運用環境を一体で提供する「みずほクラウド」により、システム基盤構築コストの5割超の削減を目指している。

今回構築した「みずほクラウド」では、IBM Power Systems を本番環境向けに3台、開発および災害対策向けに3台採用、動的なプロセッサ能力の割り当てや、システムを稼働させたまま仮想サーバーを他の物理サーバーへ移動する「Live Partition Mobility」、各仮想サーバーの I/O 処理を専用プロセッサで行う仮想 I/O 機能により、システム基盤を高集約化した。

また「みずほクラウド」では、プライベートクラウド環境のプロビジョニングに、システムイメージ管理やリソース管理、構成自動化を支援するパターンテクノロジーを搭載する「IBM Workload Deployer」(現 IBM SmarterCloud Orchestrator)を採用した。

これにより、設計基準を満たした設定済みのシステム基盤をクラウドで配布できるようになり、システム基盤構築に従来2か月を要していたところを2〜3日に短縮した。