マカフィーは、組織による外部への情報漏えいを防止するソフトウェア「McAfee Data Loss Prevention(DLP)」のネットワーク向け製品群の提供を5月26日より開始。日本国内の販売代理店を通じて提供する。

ネットワーク型 McAfee DLP 製品群は、データフローを統合管理する「McAfee DLP Manager」、ネットワーク上のデータをモニタリングする「McAfee DLP Monitor」、サーバー上のファイルの定期的なスキャンを行う「McAfee DLP Discover」、メールと Web 両方のネットワーク トラフィックを分析する「McAfee DLP Prevent」の4製品で構成される。

マカフィー、ネットワークレベルの情報漏えい対策製品を提供
ネットワーク型McAfee DLP 製品群の構成イメージ

これにより、ネットワーク上でやり取りされる重要データの監視、外部への流出防止だけでなく、サーバーやデータベース内にある重要なデータ資産の検出、分類など、包括的な情報漏えい対策を導入することができるという。

また、ネットワーク型 McAfee DLP 製品群と、エンドポイントの情報漏えい対策ソフトウェア「McAfee Data Loss Prevention Endpoint」を同梱したスイート製品「McAfee Total Protection for Data Loss Prevention」の提供も同時に開始する。価格は、11〜5,000ノード導入の場合で1ノードあたり1万4,310円から(税別、初年度ライセンス費用および保守1年を含む)。

「McAfee Data Loss Prevention Endpoint」
「McAfee Data Loss Prevention Endpoint」

同社は新たにネットワーク向け McAfee DLP 製品群の提供を日本で開始することで、エンドポイントからネットワークまでの総合的な情報漏えい防止ソリューションの提供を目指すとしている。