東芝は、呼気中の微量ガスを分析する呼気分析装置を開発した。健康状態のモニタリングや、病気の診断に有用な物質の検出を目指す。

東芝、呼気で健康かどうかをモニタリングする装置を開発
呼気分析装置

新装置は人間の呼気に含まれる微量ガスの濃度を測定するもの。装置内に吹き込んだ呼気に赤外線レーザを照射し、その吸収スペクトルから、微量ガスを成分ごとに分離して検出する。現時点で、アセトアルデヒト(アルコール代謝)、アセトン(肥満、糖尿病)、メタン(町内細菌代謝)を検出でき、さらに二酸化炭素同位体などガス種を増やすという。

今後、大学/病院など外部機関との共同研究を積極的に推進し、2015年度以降順次事業化を目指す。東芝は「エネルギー」「ストレージ」に加え「ヘルスケア」を経営の第3の柱とすべく、事業化を強化しており、2015年度に6000億円の売り上げを目指している。