米国 Cisco Systems は、WebEx 会議システムを Chromebook で利用可能にするために、Google と協働していると発表した。

Web 会議システム「WebEx」が Chromebook で近く利用可能に

米国フロリダ州オーランドで開催中の「Enterprise Connect 2014」の基調講演で3月18日、Cisco 上級副社長である Rowan Trollope 氏は、Cisco は WebEx を Google の Chromebook と Google のプロダクティビティアプリから利用可能にする予定だと述べた。

Chromebook 上で動作中の WebEx システム(デモバージョン)
Chromebook 上で動作中の WebEx システム(デモバージョン)

今回の提携は、Google の Chromebook が企業内での人気が高まっていることに対応するもの。Trollope 氏とともに基調講演の壇上に立った Google の Rajen Sheth 氏は、Chromebook の売上はここ数年で10倍以上に伸びており、米国ではノート PC 売上の21%を占めるまでになったと述べた。

今回の提携はまた、ネットワークの巨人である Cisco が、Chromebook の将来性を認めたことを示すものでもある。Trollope 氏は、基調講演終了後の質疑応答セッションで、ジャーナリストからの質問に応え、今回の提携の狙いを説明した。

「Cisco は利用者がどこでも WebEx を利用可能になることを目指している。今回の提携では、我々は Chromebook での WebEx 利用体験をより良いものにしていきたいと考えている。他のどの環境よりも、Chromebook での体験が良いものであるようにしたい」

WebEx は、Google アプリと統合され、例えば Google カレンダーから WebEx ミーティングに直接参加可能になるという。今回の提携について Google の Saswat Panigrahi 氏は、同社の公式 Blog で次のように述べている。

「Chromebook は、コンピューティングをより簡単でより良いものにするために設計されている。あらゆる規模の企業が、Chromebook の総所有コストの低さ、Web ベースの中央管理コンソール、ビルトインされた強力なセキュリティ機構を気に入ってくれている。Chromebook はまた、いつでも、どこからでもコラボレーションを実現するデバイスでもある。今日、我々は Chromebook に企業向けの新しいコラボレーションツールを追加する」

Google アプリから WebEx ミーティングに直接参加可能に
Google アプリから WebEx ミーティングに直接参加可能に

Chromebook で WebEx が利用可能になる時期については、Trollope 氏も Sheth 氏も言及しなかった。

(この記事は3月19日付け英文記事の抄訳です)