kitamura は、生前に PC やスマートフォンのプライバシー消去の準備を行える Web サービス「ラストメッセージ」を3月4日に開始した。利用料は無料。ユーザーの死後における PC やスマートフォンからの個人情報の流出や、残ったデータが引き起こす2次被害を防げるとしている。

このサービスでは、ユーザーにメールを毎週送り、そのメールが閲覧されることで生存を確認する。ユーザーがサービス登録時に「バディ(友人や家族などの第三者)」を立てることで、メールへの反応が一定期間滞った場合、kitamura がバディに安否確認を依頼し、ユーザーの死亡が確認された際には、同社からバディにファイルのロック解除情報(パスワード)を渡す。バディは受け取ったパスワードでファイルのロックを解除し、ファイル内に保管された利用者の情報を消去するという。

なお、バディは誰でも構わないが、最低限の IT リテラシーや、週に一度のメールチェックの習慣などは必要。男性へのヒアリングでは“信頼”という面から「同世代の古い友人」に頼む傾向が出ているという。

死後、ライフログが消去される「ネット終活サービス」-- 毎週メールで生存確認
「ラストメッセージ」サービスイメージ

想定利用者層は45歳から65歳。同社では、万が一の際の「家族への伝言システム」としてエンディングノート(自分の終末期や死後についての希望などを書き留めておくノート)のような活用も推奨している。