富士通は、東京金融取引所(TFX)と共同で TFX の基幹業務システムである金利先物等取引・清算システムを刷新し、本格運用を開始したと発表した。

富士通、東京金融取引所の金利先物等取引・清算システムを刷新
富士通、東京金融取引所の金利先物等取引・清算システムを刷新

TFX の金利先物等取引・清算システムは、金融デリバティブ商品の注文を受け付けて約定などを行う「デリバティブ取引アプリケーション」と、約定した取引の清算を行う「清算アプリケーション」で構成されるシステム。従来は、海外の取引所が提供するデリバティブ取引アプリケーション・パッケージと、富士通が開発した清算アプリケーションを組み合わせ、富士通が構築したシステム基盤上で運用されていた。

今回富士通は、TFX と共同でデリバティブ取引アプリケーションを開発し、金利先物等取引・清算システムを刷新。これにより、金利先物等取引・清算システム全体をトータルで富士通が提供する。

システム刷新では、システム基盤の更改も実施。PC サーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」、ストレージ「FUJITSU Storage ETERNUS」などの最新機器と、インメモリデータ管理ソフトウェア「FUJITSU Software Primesoft Server」などを採用し、信頼性と業務継続性を向上させている。さらにシステム運用では、TFX のシステムを24時間365日体制で運用・監視する運用管理サービスを提供。TFX の運用・保守業務負荷の軽減を図った。

アプリケーション開発と運用・保守業務を富士通に一元化することで、TFX は従来と比べて約50%の総所有コスト(TCO)削減が可能となるという。