楽天は、スマートフォンで通話とチャットの両方の機能を使える VoIP/メッセンジャー アプリケーション「Viber」を総額9億ドル(約900億円)で買収すると発表した。

「通話」に切り込む楽天、Viber を900億円で買収
Viber は月間1億人が利用する VoIP/メッセージアプリ

Viber は地中海の小国、キプロス発のサービス。世界で約2億8,000万人の登録ユーザーを持ち、月間アクティブユーザー(MAU)は1億人を超える。もちろんメッセンジャーアプリとしては 「WhatsApp」 などがより大規模で、VoIP アプリとしては「Skype」などの存在感が大きいが、Viber はその両方に強みを持つ。

一方、楽天はすでに傘下のフュージョンコミュニケーションズを通じて IP 電話アプリ「SMARTalk」、通話料低減アプリ「楽天でんわ」を展開しており、これらを統合、強化したサービスも検討している。

Viber の買収が実現すれば、その後はフュージョンのサービスとどう両立あるいは連携させ、相乗効果を出せるかが重要になる。

なお Viber は日本語に対応しており、iOS 版Android 版とも無料でダウンロード、利用できる。対応 OS は iOS 5.0 以降または Android 2.2 以降だ。