米国 Gartner は、2014年の全世界におけるパソコン、タブレット、携帯電話の出荷台数予測を発表した。 Android OS を搭載した製品は初めて10億台を超え、iOS を大きな差を付けたまま成長する見通しだ。
 
世界の Android 端末、今年は10億の大台に、iOS に大差、Gartner が出荷予測
2014年のOS別出荷台数予測(単位=1,000台)

Gartner が予測する2014年のパソコン、タブレット、携帯電話の出荷台数は24億7,445万2,000台。前年を7.6%上回る成長を見込んでいる。

全体の4分の3を占めるのはスマートフォンなどの携帯電話だが、前年からの成長率は4.9%と鈍い。一方でタブレットの占める割合は1割に過ぎないが、成長率は46.7%と目覚ましい。従来のパソコンは1割強を占めるが、成長率はマイナス7.2%と縮小が続く。

Gartner が 「その他」と分類したハイブリッド型やクラムシェル型の小型端末も出荷台数全体の1.6%を占め、これは前年に比べ2.3倍に拡大する見通しだ。

2014年の端末別出荷台数予測(単位=1,000台)
2014年の端末別出荷台数予測(単位=1,000台)

Gartner によると世界では持ち運びやすいタブレットの人気が高まっており、それも低価格商品の需要が高まっている。 Android を搭載した製品は iOS 搭載製品に比べ安く、売れ行きで優位に立っている。

Android を搭載したタブレット、スマートフォンなどの合計出荷台数は2014年に11億257万2,000万台に達する。市場全体の4割強を占める勢いだ。前年からの成長率は25.5%。

これに対しiOS/Mac OS X 搭載製品は3億4,420万6,000万台で、市場全体の13.9%を占める。ただし成長率は29%で Android を上回っている。

興味深いのは Windows 搭載製品が前年に比べ9.7%増の3億5,985万5,000台と増加に転じそうなことだ。 Windows 製品の伸びは今後も続く見通し。

この他に目を引くのは Chrome OS 搭載製品の出荷台数が前年に比べ2.6倍の479万3,000台に拡大することだ。他のプラットフォームに比べればまだ微々たる規模だが、今後の動向が注目される。