米国 Apple は12月17日、OS X 10.9「Mavericks」に対する最初のアップデートを公開した。今回公開された OS X 10.9.1 には、安定性向上とセキュリティ対応がなされている。

Apple、OS X「Mavericks」の最初のアップデートを公開 ― Safari Web ブラウザは 7.0.1 に
Mavericks 10.9.1

Safari セキュリティアップデート

今回のアップデートにおけるセキュリティ対応では、Apple は Safari Web ブラウザにフォーカスをあてた。OS X 10.9.1 に含まれる Safari 7.0.1 は、Safari とそのレンダリングエンジンである WebKit で発見された合計9件のセキュリティ脆弱性に対応している。

Safari 7.0.1 では「CVE-2013-5227」が修正された。

「Safari はメインフレームとは異なるドメインからのサブフレームに、利用者のユーザ名とパスワードを自動入力してしまうことがあった。この問題は、オリジントラッキングの向上で対応されている」

WebKit レンダリングエンジンはメモリコラプションに関連した8件のセキュリティアップデートを受けた。Apple のセキュリティアドバイザリによれば、WebKit のメモリコラプションは、メモリの取り扱いを向上することで修正されたという。

WebKit のメモリコラプションに関連した脆弱性8件のうち3件は、Google Chrome のセキュリティチームによって報告されたものだ。Google Chrome は最近まで、Apple と同様、レンダリングエンジンに WebKit を利用していた。だが Google は4月、同社独自のレンダリングエンジン「Blink」に移行している。

OS X アップデート

OS X 10.9.1 では、メールに関連した機能の安定性向上がなされている。Apple は Google Gmail のサポートを OS X の「Mail」アプリで向上させた。また、Mail で連絡先グループが適切に機能しない問題も修正されている。

Apple は非英語言語への対応もしている。これには、「VoiceOver」機能が日本語システムで絵文字を含む文を読み上げられない問題が含まれる。また、「iLife」および「iWork」アプリが英語以外のシステムでアップデートされない問題にも対応した。

Apple の Mavericks ユーザーは10.9.1 アップデートを Mac App Store から入手できる。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。