大阪工業大学の、2014年4月から稼働を開始予定の「教育研究系システム」仮想化システム基盤に、ネットワールドが販売するフルコンバージド インフラストラクチャ「Vblock System 320」が採用された。

Vblock System 320 は VCE の製品で、シスコシステムズ、EMC、VMware のサーバー、ストレージ、ネットワーク、仮想化基盤、運用管理ツールなどのコンポーネントをすべて統合、事前に設計/設定/検証したシステム基盤。VCE 日本法人は昨年6月に設立され、ネットワールドは昨年11月に VCE と付加価値再販契約を締結した。

大阪工業大学では、大宮キャンパス(大阪市)および枚方キャンパス(大阪府枚方市)で、教育/研究用ネットワーク基盤を構築、システムの共同利用施設を設置してきたが、各キャンパスの研究室やゼミ室のネットワーク環境の充実、既設の教育用クライアント端末の老朽化対策が必要になってきた。

また、台数が増大したサーバーの集約、学外でも学内と同様の学習環境を提供する VDI 基盤の構築が課題となっており、「学内システム全体の改革」をテーマに掲げて、国内外のあらゆる ICT ベンダーの機器やサービスの調査/選定に着手した。その結果、中核となる仮想化システム基盤に Vblock System 320 が選ばれた。

システムの提案は、ネットワールドのパートナーであるリコージャパンが行った。

新システム全体は、Vblock System 320 を仮想化基盤とするプライベートクラウドと、インターネットイニシアティブ(IIJ)の IaaS 型クラウドサービス「IIJ GIO コンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VW シリーズ」によるハイブリッドクラウド構成。

サーバー集約と VDI 環境は Vblock System 320 による仮想化基盤に構築し、運用管理を効率化した。

また、IIJ のクラウド仮想基盤には、Office365 や Google Apps などのクラウドサービス、認証連携でクラウドサービスを学内のアカウントで使用できるようにする外部認証基盤用サーバー、メール関連サーバーなどが仮想サーバーとして配置され、IIJ GIO の SINET 接続オプションで、学内ネットワークとクラウド上の仮想化基盤を L2 接続、一元的な管理を可能とする計画。