米国 Hewlett-Packard (HP)は、オンラインで同社ソフトウェアを販売する取り組みを加速させる。

HP は近日中に新たなポータルサイト「HP Pronq」を公表する予定だ。Pronq サイト自体はすでに公開されており、HP のソフトウェアソリューション「Fortify on Demand」「Agile Manager」「Vertica」「Performance Anywhere」「Service Anywhere」を提供している。

HP、オンラインでソフトウェアを販売するポータル「HP Pronq」を公開
HP によるソフトウェア販売サイト「HP Pronq」

HP ソフトウェア部門で VP を務める Caroline Tsay 氏は eWeek に対し、「Pronq」という名称は、実際に存在する英単語「Pronk」に由来すると説明した。Pronk とは「宙に向かって跳び上がる」とか「飛躍的な前進を見せる」ことを意味している。

「Pronq という名前は、HP がやろうとしていることのメタファーだ。HP は Pronq で、アジリティを備えた、使いやすいポータルの構築を目指す」

Tsay 氏は、Pronq オープン時に提供されるソフトウェアに「Fortify on Demand」などの5製品が選ばれた理由として、これら製品の価格帯が手頃であること、製品が購入前に試用できることをあげた。Pronq では今後さらに製品を増やしていき、オンプレミスのソリューションに加え、サービスとしてのソフトウェア(Software as a Service:SaaS)の提供も実施していくと述べた。

HP はこれまで、大企業とその企業幹部をビジネスのターゲットにしてきた。Pronq では、より幅広い顧客にリーチすることを目指していると、Tsay は述べている。

だが Pronq による直販は、HP のチャネルパートナーとの競合を生み出すのではないだろうか?Tsay 氏は、そのようなことにはならないと説明した。

「我々は HP のチャネルパートナーを今後も大切にサポートしていく。HP は Pronq を本格的な E コマースプラットフォームに育て、セールスチームやチャネルパートナーを補完するものに成長させるつもりだ」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。
(この記事は、12月6日付け英文記事の抄訳です)