ウェザーニューズは12月5日、全国のゲレンデの降雪傾向を発表した。今シーズンは、周期的に強い寒気が流れ込むため、各地の降雪量は平年並みかやや多めとなる見込みだとしている。

今年の降雪量は全国的に平年並みかやや多め ― ウェザーニューズ、スキーシーズンの降雪傾向発表
今シーズンの予想降雪量(ウェザーニューズ12月5日発表)

同社によれば、12月の降雪量は、例年とほぼ同じか多めだという。このため、各地のゲレンデでも例年と同じ時期からスキーやスノーボードが楽しめそう。クリスマスや年末年始は、寒波が襲来して大雪になるエリアがあり、パウダースノーが期待できるという。その後も、やや強い寒気の影響で、日本海側ではまとまった降雪が見込まれるため、良い雪質で楽しめるゲレンデが多くなるとしている。

■12月〜3月の降雪傾向

◆12月の降雪傾向

12月の中旬頃までは雪を降らせる寒気は北日本が中心となるが、12月後半になると北陸より西のエリアにも寒気が入り、西日本のゲレンデでも十分な雪で滑れる所が多くなりそう。

12月中旬以降には、各地とも雪質の良い状態でスキー・スノーボードを楽しめるようになる。平野部の積雪は北日本が中心となりそう。

◆年末年始の降雪傾向

年末年始は、強い寒波がやってくることで、全国的に寒くなる可能性がある。北海道から西日本のゲレンデでは豊富な新雪が期待できそう。だが日本海側では風雪が強まったり、大雪になる恐れがあるため、ゲレンデまでの交通機関や道路にも影響が出る可能性もある。

◆1月の降雪傾向


1月は寒気が流れ込みやすく、特に西日本や東日本に強い寒気が流れ込む見込み。このため、ゲレンデにも雪が降る日が多くなりそう。1月中旬には、一旦冬型の気圧配置が緩み、低気圧が日本の南海上を通過するようになることで、太平洋側の平野部でも雪が降ることがありそう。低気圧が通過した後は、再び寒気が流れ込んで冬型の気圧配置となるため、ゲレンデでは再び新雪が期待できるようになる。

◆2〜3月の降雪傾向

2月〜3月中旬までの気温は、北日本は平年並みかやや低く、西日本、東日本では気温の変化が大きくなってくるが、平年より気温が低くなりそう。短い周期で低気圧が通過し、関東南部でも積雪の可能性がある。また、2月下旬〜3月上旬にかけて発達した低気圧が通過した後、強い寒気が流れ込み、まとまった雪が降るエリアがありそう。

3月下旬になると、天気は周期的に変化し、気温は平年並みかやや高めとなる見込みで、次第に春めいて暖かい日が増えて徐々に雪解けが進みそう。

今回発表された情報は、同社による12月5日時点での見解となっている。最新の情報については、同社 PC 向けサイト「スキー&スノボ Ch.」、またはスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「スキー&スノボ Ch.」を参照されたい。

■エリアごとの特徴

◆北海道〜平年並みか多い


12月は周期的に寒気が流れ込むようになり、ゲレンデでは特に中旬以降にまとまった降雪が期待できる。年末年始は強い寒気の影響で十分な新雪が期待できる。だが、日によっては暴風雪になることもあり、ゲレンデでは注意が必要。

◆北海道〜平年並みか多い

2月下旬から3月上旬頃にも強い寒気が流れ込む時期があり、再度、積雪が増える機会となりそう。3月中旬までは良いコンディションでゲレンデシーズンを満喫できるが、3月下旬からは次第に暖かくなり、徐々に雪解けが進む予想。      

◆東北〜平年並みか多い

12月中旬までは雪の降る日はあっても、積雪は平年並みの見込み。12月下旬になると寒気が流れ込むようになり、まとまった降雪が期待できる。年末年始の寒波で降雪が増加したあと、1月下旬から2月の上旬は一旦雪の落ち着く時期がある。2月中旬から3月上旬にかけては再び寒気が強まり、降雪量も増える見込み。

◆東北〜平年並みか多い

3月下旬になると次第に春めいてきて、徐々に雪解けが進みそう。

◆関東甲信〜平年並か多い

シーズンを通して気温の低い状態が続く。降雪量も平年と比べて、やや多くなる見込み。周期的に低気圧が通過し、その後の寒気で雪が降るので、その都度、新雪が楽しめそう。特に、年末年始と2月下旬は、強い寒気が流れ込んで十分な降雪が期待できる。

◆関東甲信〜平年並か多い

3月下旬になると、気温が平年並みかやや高めとなり、雪解けが進みそう。     

◆中部〜平年並か多い

年末年始の寒波でしっかりと雪が積もったあとも、気温が低い状態が続き、ゲレンデは良いコンディションが持続しそう。2月は周期的に天気が変化する時期があるものの、数日おきにまとまった降雪があり、雪質の良い状態でスキー・スノーボードを楽しめる日が多くなりそう。

◆中部〜平年並か多い

2月下旬から3月上旬にかけては再び寒気が強まり、大雪で交通機関や道路に影響が出る恐れもある。3月下旬からは、次第に暖かくなり、雪解けが進みそう。

◆近畿、中国、四国、九州

西日本はシーズンを通して寒気が流れ込みやすく、降雪量が多くなる見込み。特に、年末年始の寒波によって、西日本のゲレンデでも十分な降雪が期待でき、良いコンディションの新雪でスキー・スノーボードが楽しめそう。

◆近畿、中国、四国、九州

2月下旬から3月上旬頃にも再び強い寒気が流れ込む予想で、新雪のゲレンデを楽しめそう。その後も平年に比べて気温の低い日が多くなるが、下旬になると暖かい日も出てきて、雪解けが徐々に進みそう。