楽天は、「楽天エナジー」による新サービス、「電力マネジメントサービス」を開始した。このサービスは、「楽天エナジー」が顧客の電気使用状況に応じた最適な電力を調達、電気料金の低減を図るもの。

サービスでは、「楽天エナジー」が顧客に代わって電力の需給契約者になり、エネルギーデータを分析、その上で既存電力会社(一般電気事業者)、新電力などから最適な電力を調達、従来よりも安価に電気を供給する。顧客のニーズによっては、100%再生可能エネルギーによるグリーンな電気を供給することもできるという。

楽天はこれまで、楽天トラベルの契約施設を中心に、需要側での電気の効率的な利用を図ってきたが、電力を含めた施設のエネルギー利用は施設稼働率と相関関係が強く、施設側には、楽天トラベルのオンライン宿泊予約サービスと連携するニーズがあることも明らかになったそうだ。

 国内の電力マーケットにおける新電力(特定規模電気事業者)のシェアは依然として低迷しており、どの電力会社がどのような電気を供給できるのかわかりづらい。そこで、楽天エナジーは電力マーケットの活性化と電力自由化を図るすべく、新たなサービスとして「電力マネジメントサービス」を開始した。

 楽天は、2012年7月に「楽天ソーラー」を立ち上げ、太陽光発電システム、蓄電池、EV 用充放電設備などの販売を行い、一般家庭ユーザー向けには会員制サービスの「太陽マイレージクラブ」などを一般家庭ユーザー向けに提供している。

また、2013年6月には各種事業を再組成して「楽天エナジー」とし、法人向けのデマンドレスポンスなど、デジタルエナジー事業を行っている。