iTunes の人気に隠れ、すっかり影が薄くなった感のある Winamp。AOL は11月20日、この Winamp のサービスを終了すると発表した。Winamp の Web サイトには次のようにある。

「Winamp.com とその関連 Web サービスは、2013年12月20日をもってすべて終了する。Winamp メディアプレイヤーは、12月20日以降、ダウンロードできなくなる。≪中略≫15年を超える Winamp コミュニティへの支援に対し、感謝したい」

Microsoft が Winamp を AOL から買収か?
Winamp Classic インターフェイス

Winamp は、MP3 音楽ファイルの登場と、Napster のようなファイル共有サイトの登場により、大きな人気を獲得した。Nullsoft によって開発された無料のメディアプレイヤーは、多くのプラグイン、スキンなどを使用して、利用者が自分好みにカスタマイズ可能だった。Winamp はまた、開発者コミュニティやデジタルアーチストなども魅了した。

この Winamp を、Microsoft が買収するかもしれない。TechCrunch が伝えている。

「AOL は、Winamp の売却をめぐって Microsft と交渉中だという。Nullsoft によって開発されたメディアストリーミングサービスである Shoutcast も買収の対象となっている」

米国ユーザーの多くは、Microsoft によるこの動きを歓迎しているようだ。Windows に標準で搭載される Windows Media Player を、Winamp で置き換えて欲しいという声も少なからず聞こえてくる。

だが、Winamp が生き延びる可能性は低いかもしれない。

TechCrunch は、Shoutcast は Microsoft が運営する音楽ストリーミングサービス「Xbox Music」を補完できるものだとしている。Shoutcast は、5万のオンラインラジオ局をネットワークしており、Xbox Music プラットフォームに不足しているラジオ局機能を強化できる。一方で、Microsoft が Winamp をどう活用するつもりなのかは不明だと、TechCrunch は伝えている。

Microsoft が欲しいのは、Shoutcast?
Microsoft が欲しいのは、Shoutcast?